医者・カウンセラー(男性)

ストレスと適応障害

書籍情報

評価
購入形式(紙・Kindle・Audible) 紙/Kindle(Audibleなし)
出版社 幻冬舎
試し読み なし
紹介ページの充実度 あまり詳しくないが、カスタマーレビューが多いので参考にできる(Amazon紹介ページ
誰が書いた本?
著者名 岡田尊司
執筆時の年齢(出版年-生まれ年) 53歳(2013年出版-1960年生まれ)
関連サイト 岡田尊司 – Wikipedia
岡田クリニック
どんな立場で書かれている?(専門家 or 経験者)
著者の職業 精神科医
うつ経験など執筆背景 自身の苦労話は見当たらず
執筆経験、本書の準備期間
過去の著作点数 10点以上
前作から本書発行までの経過期間 ほとんどなし(2013年発売のタイトルが本書含めて5点あり)
売れゆき(刷数・発行部数、書店ランキングなど)
刷数・発行部数 情報なし
書店などのランキング情報 情報なし
主観による評価
謙虚さ 謙虚さは感じられない
他書からの引用、参考文献 参考文献を巻末に明示(30点以上)
誤字・脱字 特に気づかず
タイトルと内容のギャップ 「つらい時期を乗り越える技術」というと苦しむ読者向けの本のように感じるが、どちらかと言うと「つらい時期を<乗り超えさせる>技術」という印象

感想

参考文献を巻末に明示しており、執筆姿勢に好感は持てるが、病気で苦しんでいる読者向けに書かれているようには感じられない(論文を本にした印象)。

同業の医者やカウンセラーなどに専門知識を教えているような文体なので、もし自身が苦しんでいるなら、あまりお勧めしにくい少々ヘビーな本だ。

逆に、家族や身近な人が読むには参考になるかも知れない。
学校、職場、家庭などのシチュエーション別の適応障害について書かれており、ターゲットも幅広い。

東京大学の哲学科(中退)の出身というせいもあるのか、学問としての歴史や哲学の話が多く、過去の偉人たちのエピソードは豊富。

良くも悪くも、読むには(買うには)注意を要する本である。

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