医者・カウンセラー(男性)

適応障害のことがよくわかる本

書籍情報

評価
購入形式(紙・Kindle・Audible) 紙/Kindle(Audibleなし)
※イラスト・図解メイン
出版社 講談社
試し読み 可能
紹介ページの充実度 あまり詳しくない(Amazon紹介ページ
誰が書いた本?
著者名 貝谷久宣(監修)
執筆時の年齢(出版年-生まれ年) 75歳(2018年出版-1943年生まれ)
※初版は2012年(69歳時点)
関連サイト 貝谷久宣 – Wikipedia
理事長の治療方針 | 心療内科・精神科の医療法人和楽会
どんな立場で書かれている?(専門家 or 経験者)
著者の職業 心療内科・精神科の医療法人理事長。医学博士。
うつ経験など執筆背景 ※監修者のため割愛
執筆経験、本書の準備期間
過去の著作点数 10点以上
前作から本書発行までの経過期間 ※監修者のため割愛
売れゆき(刷数・発行部数、書店ランキングなど)
刷数・発行部数 Kindle版の巻末に以下の記述あり
2018年10月2日 第1刷発行
2020年6月26日 第2刷発行
書店などのランキング情報 情報なし
主観による評価
謙虚さ 監修者の言葉が少々厳しめなところがある。
他書からの引用、参考文献 普通。巻末に参考資料の記載あり。
誤字・脱字 特に気づかず
タイトルと内容のギャップ 問題なし

感想

なるとし
なるとし
迷いましたが・・・オススメします!!

まえがきに監修者の以下の言葉があり、心を病んでいる人にとっては不信感を抱きかねない。

適応障害になる人は、まじめでがんばりすぎるタイプというのが、これまでの見方でしたが、最近は違うタイプも多くなっています。

社会に出るまでの経験が少なく、困難な状況を乗り越えたり、折り合いをつけたりしたことがほとんどないタイプ。多くは20代から30代です。少し注意を受けただけで非難されたと受け取り、それに耐えられない、打たれ弱い人たちです。

こうしたタイプは、ストレスとなった環境を変えても、なかなか改善していきません。治療にある程度の時間をかけて、じっくりとりくんでいきます。本人が、病気を誰かのせいにしたり、誰かに治してもらおうと頼ったりせず、自分で治そうと強く思うことが重要です。

どうしてこんな言葉を・・・わざわざ、まえがきで書くのか。
不信感はこの本を出した出版社にも向けたいところだ。

しかし、ここはあえて(とても難しいと思うが)スルーして欲しい。
あくまでも監修者としての言葉であり、本としてはイラスト・図解中心で非常に読みやすいからだ。

中身の本作りに携わった出版社の方々は、丁寧にまんべんなく内容をまとめてくださったように思う。

あれ?と体や心に異変を感じたとき、まずこの本をさらっと目を通すだけでも、今後の対策はしやすくなると思う。

手軽に読めるので、家族や周囲の身近な人にも是非読んで欲しい。
そして、苦しんでいる大切な人を支えてあげて欲しい。

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