心の病 経験者(女性)

「大丈夫!大丈夫だってば!」子供の言葉に支えられた【うつ歴】18年のシングルマザーのメッセージ

『マンガでわかる どんなウツも、絶対よくなる ラクになる!』(有島サトエ 著/すばる舎)

保健師、精神科病棟の看護師の経験を持つ、うつ歴18年の著者による、重いうつ再発の【どん底】を振り返ったコミックエッセイ。

書籍情報

評価
購入形式(紙・Kindle・Audible) 紙/Kindle ※マンガ
出版社 すばる舎
試し読み 可能
紹介ページの充実度 あまり詳しくない(Amazon紹介ページ

誰がどんな立場で書いた本?(年齢、職業、経験・キャリアなど執筆背景)

著者名 有島サトエ
執筆時の年齢(出版年-生まれ年) ●歳(2016年出版-●年生まれ) ※年齢情報見つからず
執筆時の職業、プロフィール 現在は「ゆるゆるペースで働きながら、二児の母として奮闘中」との記述あり。シングルマザー。
経験・キャリアなど執筆背景 18年のうつ歴。うつになる前は保健師、精神科病棟の看護師の経験あり、患者を援助する側にいた。人生初のうつは、第一子出産後。忙しくて1年ほど放置して悪化、入院。うつ状態が落ち着いた後も重いうつの再発を幾度か経験。その都度、家族の協力を得ながら療養し、社会復帰を果たす。

著者の関連サイト
有島サトエ★ウツ★マンガでユルッと。★メディカルくん。

執筆経験、本書の準備期間
過去の著作点数: なし
前作から本書発行までの経過期間: 不明

売れゆき(刷数・発行部数、書店ランキングなど)

情報なし

主観による評価

文体・雰囲気・謙虚さ ほぼ全ページ漫画。アドバイス的な部分は少なく、自身の体験をつづったコミックエッセイそのもの。後半に認知行動療法、マインドフルネスの説明が数ページあるが、出典などの明示もないので著者自身の解釈に基づくものと捉えた方がよさそう。なぜ実の妹のことを「のり江さん」と終始「さん」付けしているのか少々違和感。
他書からの引用、参考文献 見当たらず
誤字・脱字 特に気づかず
タイトルと内容のギャップ 問題なし
【うつ】本(コミックエッセイ)のオススメ3選 紹介本 マンガでわかるうつ病のリアル 「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ) うつヌケ うつトンネルを抜...

感想

女性向け、特に子持ちで仕事と育児の両立に苦しんでいる人に共感してもらえそうな、うつ経験者のコミックエッセイ。

過去の自分は頑張りすぎてムリをして「大切な何か」を犠牲にするような生き方をしていた

という著者。

短い期間に、さまざまなライフイベント(出産、育児、親戚の金銭トラブル、離婚など)があり、相当慌ただしい人生を送ってきた印象を抱く。

後に離婚することとなる夫は家事・育児に非協力的。おまけに転勤族のため、著者は行く先々の引っ越し先で、夫の昇進や子供同士の付き合いにも関わる、ご近所付き合いに翻弄されストレス続き。

  • 橋の上で「飛び降りたら死ねるかな」と思っていたら、通りがかりのおばさんに声をかけられる
  • 家で一人でいた時に首を吊ろうと思いあぐねていたら、息子が元気よく帰宅
  • 旅行先のホテル屋上の露天風呂で「ここから飛び降りたら確実に死ねる」と柵に近づこうとしたら、見ず知らずのお婆ちゃんに声をかけられる

これらの危機にも偶然手を差し伸べてくれる人があらわれるのは、強運の持ち主だからかもしれない。主治医に恵まれ、妹の献身的な支えがあってこそ最悪の事態を免れたのだろう。

仕事もバリバリこなすタイプに見受けられるが、幸い今は二児のシングルマザーでありながら、「ゆるゆる」と働いているようなのでひと安心。

幼い子供たちも「ゆっくり、ゆるゆる、のろまなお母さん」「大丈夫!大丈夫だってば!」と声をかけてくれるほどの理解者なのも素晴らしい。

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