医者・カウンセラー(男性)

9つの受け入れ、受け流す技術 自分が好きな自分になる20の方法

『あきらめると、うまくいく – 現役精神科医が頑張りすぎるあなたに伝えたい最高のマインドリセット -』藤野智哉 著/ワニブックス

【あきらめる】ことは「あるがままの自分を受け入れる」こと

書籍情報

評価
購入形式(紙・Kindle・Audible) 紙/Kindle
出版社 ワニブックス
試し読み 不可
紹介ページの充実度 あまり詳しくない(Amazon紹介ページ

誰がどんな立場で書いた本?(年齢、職業、経験・キャリアなど執筆背景)

著者名 藤野智哉
執筆時の年齢(出版年-生まれ年) 28歳(2019年出版-1991年生まれ)
執筆時の職業、プロフィール 精神科医
経験・キャリアなど執筆背景 3歳、4歳、5歳のときに川崎病を患う。後遺症で冠動脈障害が残り、学生時代から激しい運動を制限される。大学時代は弓道部に所属。「弓道が心の安定を与えてくれた」との記述あり。

『マツコ会議』(日本テレビ)、『バイキング』(フジテレビ)に出演し話題に。

著者の関連サイト
@tomoyafujino – Twitter
ワニブックス 著者インタビュー

執筆経験、本書の準備期間
過去の著作点数: なし
前作から本書発行までの経過期間:

売れゆき(刷数・発行部数、書店ランキングなど)

情報なし

主観による評価

文体・雰囲気・謙虚さ 著者は幼少時代に患った川崎病の後遺症により、余命分からずといった状況だが、それを卑下している感じも誇張している感じもないので好感。年齢の割に落ち着いている印象。メッセージがシンプルで非常に読みやすい。
他書からの引用、参考文献 見当たらない
誤字・脱字 特に気づかず
タイトルと内容のギャップ 特に問題なし

感想

著者が本書で伝えているメッセージはゆる~くポジティブに生きることの大切さ。

そして【あきらめる】という一見、ネガティブなワードをポジティブに捉え直して、自己肯定感を高める考え方を教えてくれている。

  • 「あるがままの自分を受け入れる」こと
  • 「何かを手放す」こと
  • 「逃げではなく勇気ある撤退」

文中で【あきらめる】ことをこのように言い換えて

目の前にある現実を直視し、限られた自分の時間を有効に使い、人生を前向きに生きるために欠かせないマインドリセット法なのです。

出典:『あきらめると、うまくいく』藤野智哉 著/ワニブックス

できないものはできない。あきらめるというとすごく残酷なイメージがあるかもしれませんが、できないことはできないと認めた上で、違う方策を考えることが重要です。

出典:『あきらめると、うまくいく』藤野智哉 著/ワニブックス

と述べる。

このアプローチは、天才ハードラーと呼ばれた為末大氏が著書『諦める力』で語った切り口に似ている。

【為末氏の解釈】
諦める = 努力の方向性を変える

天才ハードラー為末大さん 最終的に勝つための手段【努力の方向性を変える】は前向きに【諦める】こと『諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない』(為末大 著/プレジデント社) 陸上100メートルから転向して天才ハードラーと...
  • 生きていくためにはゆるくてもいい
  • あるがままを受け入れれば人生はもっと楽になる
  • 心に爆弾を持っていたら処理せずに置いて逃げればいい

なんて、気持ちをラクにさせてくれる言葉もあれば

  • 仕事がつらいときにはひとりでブツブツ言いながら、気持ちをリセットすることがある。そのほうが人間らしい。
  • 嫌な年上の相手は早く定年・寿命を迎える、年下は人生経験が少ない青二才だと思えばいい。

のように優等生っぽくないフレーズもあり、面白い。

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