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いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本

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書籍情報

評価
購入形式(紙・Kindle・Audible) 紙/Kindle/Audible
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
試し読み 可能
紹介ページの充実度 あまり詳しくない(Amazon紹介ページ
誰が書いた本?
著者名 根本裕幸
執筆時の年齢(出版年-生まれ年) 47歳(2019年出版-1972年生まれ)
関連サイト 心理カウンセラー根本裕幸オフィシャルブログ
@nemotohiroyuki – Twitter
心理カウンセラー根本裕幸チャンネル – YouTube
どんな立場で書かれている?(専門家 or 経験者)
著者の職業 心理カウンセラー
経験・キャリアなど執筆背景 2000年、プロカウンセラーとしてデビュー。以来、述べ15000本以上のカウンセリングをこなす。得意ジャンルは、離婚、浮気、セックスレス等の夫婦問題を始め、結婚・恋愛などの男女関係から、職場の人間関係やライフワーク等のビジネス真理、家族の問題、病気や正確に関する問題などを幅広く扱う。
執筆経験、本書の準備期間
過去の著作点数 10点以上(共著含む)
前作から本書発行までの経過期間 朝9時までに1分間ください。不安が消えて、心が元気になります。』より約4ヶ月
売れゆき(刷数・発行部数、書店ランキングなど)
刷数・発行部数 情報なし
書店などのランキング情報 情報なし
主観による評価
謙虚さ 普通
他書からの引用、参考文献 見当たらず
誤字・脱字 特に気づかず
タイトルと内容のギャップ 問題なし

感想

「罪悪感に苛まれる」 我々がよく使うワードではないだろうか。

【罪悪感】を抱かずに、気持ちを楽に過ごすにはどうしたらいいか?
そんな答えが見つかると思って手にした本だったが、ガツンとやられた。

罪悪感から多くを背負いこんでしまうことは、結果的にまわりの人たちに罪悪感を与えることになってしまうのです。

「こうしなければいけない」「これをしてはいけない」という観念を持っていると、それに反したことをしてしまったときに強烈に自分を責める罪悪感が生まれ、自分に対して寛容にふるまえなくなるものなのです。

うすうす感づいていたことではあったが・・・
自分に対して寛容にふるまえなくなるとどうなるか?

観念から生まれる罪悪感は、自分を正当化したり、責任転嫁したりして、相手との関係に亀裂を生じさせ、大切なものを傷つけてしまう行動に駆り立ててしまいます。

矛先が相手に向いてしまうのだ。

【罪悪感】を抱くと他人に厳しくなるし、逆に「自分は悪いやつだ」という思いがあればあるほど、「人に顔向けできない」「申し訳ない」という惨めな気持ちになり、人から孤立してしまうようになる。

【罪悪感】を抱くことは自分だけの問題?
いや、周囲の人間にとって非常に迷惑をかけてしまう問題に発展しかねないのだ。

ではどうすればいいか?

だれかからゆるしてもらったとしても、自分がそれを受け入れられなければ、罪悪感によって自分を責め続ける現実は変わりません。自分自身をゆるすことが、罪悪感を癒すことになります。

たとえば、自分がなにかミスをしてしまったときに、罪悪感から自分を責めそうになるところを「ちょっと待った!」とストップをかけ、「もし友だちや後輩が同じことをしたら、なんて言うだろうか?」と考えます。そして、「いいよ、いいよ、大丈夫だよ」って言うだろうなと思ったら、そのセリフをそのまま自分自身に言ってあげるのです。

「人には厳しく、自分に甘い」では困るが、【罪悪感】を抱いている状態は「自分に厳しい」状態なので、甘やかしていいのだろう。結果的に自分を許すことができれば、矛先が他人にいってしまうのを食い止められる。

私自身、自分を責めてしまいがちな性格なので、それは美徳ではない、周囲にも悪影響なのだ、と胸に刻んで、【罪悪感】を抱くようなことがあったら、自分を許してあげようと思う。

著者の得意ジャンルが「離婚、浮気、セックスレス等の夫婦問題を始め、結婚・恋愛などの男女関係」なので、本書に出てくる事例もこれらが多かった。

また後半は「アファメーション」(言葉を何度も口に出して宣言する)もあり、少々抵抗感を抱く人もいるかもしれない。

とは言え、【罪悪感】をテーマに一冊の本に仕上げるとは、新しい試みで面白い。

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