大量に新刊書籍が生みだされ続けている昨今、自分に合う良書を見つけることが困難という状況は、すぐに改善されそうもありません。残念ながら、読者は無力です。しかし
テーマやジャンルを絞れば、私の力でも何か役に立てるかも知れない!
そんな思いから【疲れた心が楽になる】本(良書)との出会いを作るため、このブログを書き始めました。
良書に出会う方法と注意点
あなたは本を選ぶときに、何をもとに判断していますか?
- 信頼のおける人からのレコメンドを参考にする
- 実際に手に取って判断する
- ベストセラー情報を参考にする
- ニュースサイトの紹介記事、要約サイトを参考にする
- カスタマーレビューを参考にする
①は判断を他者に委ねていて、②は自分自身の判断ですね。
③・④・⑤も判断するのは自分自身ですが、現物を手に取らず、おもにネットの情報をもとに判断するパターンを想定しています。
では、これから私の持論について書いていきますね。
①信頼のおける人からのレコメンドを参考にする
「あの〇〇さんのオススメしてくれた本なら読んでみよう」
リコメンドを受けて、実際に本を手に取らずに買ってしまうこと、私はよくあります。自分のことを分かってくれている人からのリコメンドは貴重です。
信頼のおける人であればあるほど、疑いなく、何の躊躇もなく購入するでしょう。
また、知人ではなくても、尊敬している人が勧めている本も同じ価値観を共有できているのであれば有効だと思います(例えば「池上彰さんのオススメなら間違いはないだろう」「キングカズ(三浦知良さん)のオススメは気になる」なんて場合も同じでしょう)。
リコメンドできる人が身近にいることが前提条件!
②実際に手に取って判断する
書店に行って、実際に自分の手に取って、本の内容を確認する。
これは一番確実な方法かも知れません(読みたいテーマの本についての知識がない場合には確実とまでは言い切れませんが)。
書店員のコメントや要約サイトを閲覧できるQRコードがPOPに記載されている場合もありますし、その場でAmazonのカスタマーレビューも見て、参考にすることもできるでしょう。
欠点は、書店に並んでいる本しか、手に取ることができないという点です。
新刊本は年間約7~8万点近く出されています。
良書かどうかを目利きして陳列する余力がなく、新刊本を入れ替えるだけで精一杯という書店もあるようです。
必ずしも良書が並んでいるとは限らないという前提で、書店に足を運ぶのであれば何の問題もありません。むしろ流行も分かりますし、有意義なことです。
探しているテーマの本がどれくらい並んでいて、どのような違いがあるのかの雰囲気がつかめるだけでも、定期的に書店に行く価値は十分にあると思います。
書店に並んでいる本しか手に取ることができない!(良書が並んでいるとは限らない)
③ベストセラー情報を参考にする
書店チェーン、ネット書店などに限らず、売れ筋商品のランキング情報は過去の実績とは言え、流行をつかむ上では重要な情報です。
Amazonのランキングは、細かなジャンルにまで踏み込んで調べられる点が非常に便利です。このブログは【疲れた心がラクになる】本の紹介をテーマにしていますが、かなり近いテーマ・ジャンルで調べることが可能です。
【売れている本=自分にとっての良書】とは限らないことを認識しておくことが大切!
④ニュースサイトの紹介記事、要約サイトを参考にする
ニュースサイトでは本の内容をもとにした記事が書かれていたり、著者インタビューの中で本の内容が語られていたりします。また要約サイトにも目を通すことで
「自分の求めている本ではなかった」
というハズレを引く確率を下げることができます。新聞で紹介された本も情報として、参考になりますね。
傾向的にメジャーなテーマや本しか取り上げられていないのが難点ですが、【疲れた心がラクになる】本については、今後ピックアップして都度リンクを追加していきたいと思いますので、ぜひご参考ください。
外部サイトに誘導してしまうので、私のメリットはありませんが、困っている人を助けたいという主旨で運営しているサイトなので、もし共感いただけたら再度このブログを訪れて頂けると大変嬉しいです。
【紹介されている本=自分にとっての良書】とは限らないことを認識しておくことが大切!
⑤カスタマーレビューを参考にする
Amazonのカスタマーレビューを参考にされる方は多いと思います。レビュー数が多ければ読んだ人が多い(確率が高いと推測できる)ということになりますし、5段階評価もばらつき方である程度の良し悪しは判断できると思います。
残念なのは、レビューした人のプロフィールが分からないことです。
良書であっても、読者ターゲットが違えば、外れた読者層のレビュー者の評価は低いかも知れません。逆に言えば、評価が高かったとしても、レビュー者と自分の立場や本に求めているものが違えば、ハズレ本である可能性もあるのです。
【紹介されている本=自分にとっての良書】とは限らないことを認識しておくことが大切!
この後詳しく書きますが、このブログでは【疲れた心が楽になる】本(良書)との出会いをサポートするため、著者に関する情報を分かりやすく紹介するチャレンジをしています。
このブログでチャレンジしたいこと
お待たせしました! ようやく結論です。このブログでチャレンジしたいのは、本についての以下の情報提供です。
- 本の【フォーマット・内容】
- 著者の【職業】
- 著者の【性別・年齢】
- 著者の【経歴(病歴・境遇含む)】
- 著者に関する【webサイト】
①本の【フォーマット・内容】
【疲れた心が楽になる】本という意味では、あまり人目につかないようにしたい(紙の本では読みたくない)ということもあるでしょう。また文章を読むのはつらいという方は、Audibleという音声による読書も有効でしょう。
紙/Kindle/Audibleの各々に対応しているかを記載することにより、各々の別々に探さなければならない不便さを解消したいと考えています。
- 文字ものの本でしっかり勉強しようと思ったのに、イラストだらけでスカスカの本だった
- 意外に文章量が多くて読むのがつらい
- 実用書だと思って買ったらエッセイ、小説だった
- 癒されたかったのに、バリバリの仕事術本だった
という経験はあると思います。購入前にこれらの「ビックリ」や「ガッカリ」を未然に防げるといいなと思い、なるべく本の体裁や構成が伝わるように心がけて紹介します。
また、タイトルと内容にギャップがある場合にも、読者を惑わせることになりますので、その旨なるべく記載して、本の中身の内容が伝わるように記載したいと思います。
②著者の【職業】
【疲れた心が楽になる】本について読者が求めているのは、医者やカウンセラーなどの専門家による知識だったり、闘病者の経験談だったりとさまざまです。
前者は必要な情報ではあっても
「今は、同じ境遇のつらさを実際に経験して、乗り越えた先輩たちの話が聞きたい」
そういった気持ちのときもありますよね。
意外とAmazonの紹介ページでは、著者の職業って閲覧、比較しにくいと思いませんか?
このブログではこれをストレートに伝わるよう分かりやすく紹介します。私の読んだ本のチョイスなので、まだ本の数は少ないですが、今後増やしていけるよう頑張ります!
③著者の【性別・年齢】
同じ【疲れた心をラクにする】本とは言え、フィットするアプローチは性別や年齢で異なるかも知れません。
著者は、さまざまな読者を想定して書いている場合もあれば、「〇〇の人のために書きました」とまえがきでターゲットを明確にしてくれている場合もあります(後者の場合には、本の内容紹介で読者ターゲットについて触れるつもりです)。
前者については、著者の側は幅広い読者層をふまえて書いてくれているかも知れませんが、読者の立場では「同じ女性の立場で書かれた著者の本が読みたい」場合もありますし、「同年代の同じ時代背景に生きている著者の本が読みたい」場合もあります。
性別はともかく、年齢が明記されていない場合を除き、生年については見やすく表記して紹介していきたいと思います(著者の職業・年代別のまとめ記事はこちら)。
④著者の【経歴(病歴・境遇含む)】
精神科医なのに<うつ経験あり>なんて・・・ ひと昔前の本だったら書くのも憚られたかも知れませんが、意外につらかった過去を明かしている著者は増えています。
「精神科医なのに<うつ経験あり>」と打ち明けられることは、<うつの読者>の立場では同じ苦しみを味わったことのあるお医者さんとして、親近感を持ってくれる確率が高いように思います。
本文中で一切弱い部分を書かない著者が「オレは医者だ。患者のお前は医者の言うことを聞け」とばかりに、上から目線で淡々と書かれている本を読むのはしんどいですからね(読者思いではない、失礼な著者や文体の場合、ソフトに言いまわしで紹介するようにしますので、読み取っていただければ幸いです)。
⑤著者に関する【webサイト】
サイトを見るだけで著者のキャラクター、雰囲気が伝わります。またTwitterをやっている著者ならフォローするのも、身近に感じられてよいかもしれません。本を買う買わないに限らず、オススメです(著者サイトのリンクは著者索引(五十音順)にまとめています)。
いかがでしたでしょうか? 続けているうちにブログ方針の変更をする可能性はありますが、根本の【疲れた心をラクにする】本(良書)との出会いサポートというコンセプトは変えずに続けていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします!