本に対する思い PR

②【参考文献】の事例(巻末への掲載は【誠実】に作られた本だという証)

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この記事では、本の巻末に掲載されている【参考文献】の具体例をご紹介します。

巻末に【参考文献】が掲載されている本がなぜ【誠実】に作られた本だと言えるのか? については、こちらで詳しく述べましたのでお立ち寄りください。

該当書籍の判別(リンク付け)及び刊行年の付記は、なるとしの判断により行ったものですのでご注意ください。

参考文献が巻末に明記されている本(事例1)

『精神科医が教える ストレスフリー超大全』樺沢紫苑 著/ダイヤモンド社(2020年)

巻末に掲載されている参考文献

参考文献が巻末に明記されている本(事例2)

『職場での「自己肯定感」がグーンと上がる大全』井上智介 著/大和出版

巻末に掲載されている参考文献

https://bizlabook.com/articles/11079

考察

樺沢紫苑氏については、新旧問わず、医学の専門書から最近出た同じジャンルの一般書に至るまで幅広く、【参考文献】として挙げられています。

常に研究し続けながら書いていらっしゃるように感じて、好感が持てます。個人的には「あの樺沢氏が認めている本なんだ」と思ったのは、以下の2冊です。

スルースキル─“あえて鈍感”になって人生をラクにする方法』は、多くのベストセラーを書いている大嶋信頼氏の本でメジャーな良書だと思いますが、精神科医である樺沢氏が【参考文献】として挙げるのは少々意外な気がしました。

また『図解ポケットアドラー心理学がよくわかる本』(中野明 著)については、2019年に出された本ですがAmazonカスタマーレビューにはいまだ1件も記載がなく、こちらも別の意味で意外な印象を持ちました(でも樺沢氏の【参考文献】というだけで私は即買いです)。

なるとし
なるとし
好きな著者の【参考文献】って興味がそそられませんか?

一方、井上智介氏は参考文献が少ないような気がしますが、専門書から一般書まで幅広く参考とされているようです。

今回取り上げた2つの本の【参考文献】に共通の本は残念ながらありませんでした。

しかし、全ての著者がしっかりと【参考文献】を明記するようなモラルが徹底されてくると、必ず【参考文献】に重複掲載されている本が出てくるはずです。

出版社横断で【参考文献】データベース化されて、WEB上で公開されたりすると便利なのに・・・

なるとし
なるとし
出版社を問わない【参考文献】の情報は、公平性の高い「良書の証明」だと思いませんか?

出版社は【参考文献】であれ、他社本を自社の本で紹介することに抵抗感を抱いたりするのでしょうか?

せめて著者同士では、【参考文献】でお互いの本を参考にして、良書だと認めたなら【参考文献】に掲載して紹介し、敬意を払い合う風土ができあがればいいのに・・・ と個人的には思います。

皆さんはどう思われますか?

【参考文献】が掲載されている本がなぜ【誠実】に作られた本だと言えるのか? については、こちらで詳しく述べましたのでお立ち寄りください。

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